研究課題
本研究では、人間の知覚に基づき、脳活動計測の一種である事象関連電位(ERP)の研究をASR フレームワークに取り入れ、言語理解における人間の認知プロセスを分析し、自動音声認識(ASR) フレームワークで統合する可能性を検証しました:(1)ERPによる日本語文での知識と意味のミスマッチ分析(2)統計的ASRへの知識の統合最初の年度は、(1)を中心に、研究をしました。特に,本研究では不全要因を(a) システム出力が誤りを含んでいた場合と(b) システム出力は正しいが,コミュニケーションが成立しない場合の2つの場面に分けて考えました.そのうち,前者の例としてASR誤りを,後者の例として未知語の出現を対象とし,それぞれの場面のEEGデータを分析し,コミュニケーション不全要因の検出を試みました.今年はパート(1)を続け、(2)の研究にも焦点を当てました。近年の深層学習の進展と急速な進歩により、知識のASRへの統合のための深い学習を活用する様々なアプローチも検討しました。また、インドネシアとフランスの他のいくつかの研究機関と共同で共同ワークショップを開催するだけでなく、共同研究を行いました。
すべて 2017 2016 その他
すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (14件) (うち国際共著 8件、 査読あり 8件、 謝辞記載あり 14件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 8件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
Proceedings of the 2017 International Joint Conference on Neural Networks (IJCNN 2017)
巻: 印刷中 ページ: 印刷中
Proceedings of The 2016 International Joint Conference on Neural Networks (IJCNN 2016)
巻: Vol. 1 ページ: 448-456
10.1109/IJCNN.2016.7727233
Proceedings of International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society
巻: Vol. 1 ページ: 3728-3731
10.1109/EMBC.2016.7591538
Proceedings of Interspeech 2016
巻: Vol. 1 ページ: 3091 - 3095
巻: Vol. 1 ページ: 1310 - 1314
巻: Vol. 1 ページ: 2533 - 2537
Proceedings of IEEE Spoken Language Technology Workshop (SLT 2016)
巻: Vol. 1 ページ: 57-63
10.1109/SLT.2016.7846245
巻: Vol. 1 ページ: 35-42
10.1109/SLT.2016.7846242
Proceedings of ASJ 2016
巻: Vol. 1 ページ: 83-84
巻: Vol. 1 ページ: 627-628
巻: Vol. 1 ページ: 337-338
巻: Vol. 1 ページ: 163-164
巻: Vol. 1 ページ: 75-76
巻: Vol. 1 ページ: 161-162