研究課題
若手研究(B)
本研究では、ナトリウムイオン電池負極炭素に導入されたナトリウムの吸蔵状態や吸蔵サイトについて固体核磁気共鳴(NMR)を用いて明らかにした。リチウムでは容量(吸蔵量)の得られない1600℃以上の温度で焼成した無定形炭素でもナトリウムでは高容量が得られる理由について、ナトリウムの炭素内でのクラスターモデルを用いて説明できた。また、黒鉛層間にナトリウムと共挿入された有機分子の動的挙動を解明した。
物理化学,無機工業材料,ナノ材料化学