まず、Twitterに投稿される情報量(Tweet数)を時系列解析し、自殺予防対策が行われている期間においては、自殺予防的な情報がわずかではあるが、統計学的有意に増加していることが明らかになった(+15.62、95%信頼区間 4.16~27.09)。 次に、自殺関連情報が急増している時に、自殺に至りやすい特徴(脆弱性)の検討を行った。この結果は次の通りであった。男性(OR=1.12)、40歳以下(OR=1.09)、無職(RRR=1.12)、離別(RRR=1.11)、都市部在住(OR=1.26)はそれぞれ、それ以外のカテゴリに比べて、脆弱性があることが示された。
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