研究課題
若手研究(B)
本研究では自然な行動性体温調節の新たな指標として、寒冷時にラットで観察される「尾隠し行動(尾を体幹下に隠す行動)」を用い、エストロゲンが寒冷時行動性体温調節を促進すること、そのメカニズムに島皮質が関与することを明らかにした。また、エストロゲンは末梢冷受容分子のTRPM8, TRPA1を介した体温調節反応を修飾することが明らかとなった。TRPM8を介した体温上昇に室傍核が関与した。
環境生理学