当初の研究目的に沿って、ジェンダー統計視点を含めて、研究を進めることができた。(1)米国の文献・先行研究より、米国の教育のユニバーサルデザインのプロセスを確認した。(2)米国の高等教育の障害者支援について法制度の変遷とともに障害者支援システムのあり方、具体的な支援内容と障害者支援(合理的配慮)の提供に至るまでのプロセスを確認した。(3)統計資料から日米の高等教育機関に在籍する障害者数を把握し、日米の国際比較を行った。(4)日本の高等教育にアクセスする障害者の数を統計資料からジェンダー視点を含めて分析・検討を行った。
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