RFIDシステムを用いたブロック型のプログラミングツール P-CUBE の開発に取り組んだ.P-CUBEはプログラム要素に対応したプログラミングブロック,およびプログラムマットで構成されている.プログラミングブロックには凸加工による識別マーカーを設置しており手触りで判別可能である.P-CUBEを用いた体験授業を実施し,プログラミングブロックをプログラムマットに並べるだけで,視覚障がい者が移動ロボットを制御するプログラムを学習できることを確認した.参加者のレビューに基づくデザイン改良を施すことで,視覚障がい者が操作の意味を実感しやすいインタフェースデザインを実現した.
|