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2021 年度 実績報告書

社会的認知理論を応用した親子防煙教育プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 26870492
研究機関滋賀県立大学

研究代表者

川端 智子  滋賀県立大学, 人間看護学部, 准教授 (10599666)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2022-03-31
キーワード受動喫煙 / 喫煙防止教育
研究実績の概要

看護学生の受動喫煙状況に関する実態調査を実施した。
協力の得られた看護学生70名の唾液中コチニン濃度を測定した。検査には喫煙検査キットサリバスティックを用いた。同時に年齢・性別・喫煙、受動喫煙の有無・加濃式社会的ニコチン依存度(KTSND)等を質問紙にて実施した。喫煙者を除く69名を分析対象者とし、2 群間比較にはMann-WhitneyのU検定を用い、p<0.05を有意差ありとした。
対象者69名のコチニン濃度(平均値±SD;中央値ng/ml)は、(2.9±1.4;2.5)、KTSND(平均値±SD;中央値)は(13.2±4.1;14)であった。KTSNDでは、受動喫煙を回避する工夫をしている群72.5%(12.3±4.0;13)がしていない群27.5%(15.5±3.8;15)に比べて有意に低かった(p<0.05)。また、直近1週間の受動喫煙があると答えた群27.5%(11.4±3.8;12)が、ないと答えた群72.5%(13.9±4.1;14)に比べて有意に低かった(p<0.05)。コチニン濃度はどの項目においても有意差は見られなかった。
KTSND値が低いほど、受動喫煙を回避する工夫を行っていることが明らかになった。しかし、コチニン濃度には有意差がみられず、正しい回避行動がとれていない可能性が考えられる。また、コチニン濃度に有意差が見られないにもかかわらず、KTSND値が低い群の方が受動喫煙しているとの認識が高かった。KTSND値が低い群は、受動喫煙への意識が高いために、自身が受動喫煙したかどうかについて気づくことができているのではないかと考えられる。
受動喫煙への回避行動をとれる学生が少ないことが明らかになった。そのため、受動喫煙について丁寧に教育することが重要である。本研究は、COVID-19流行中のデータであり、通常の生活下での受動喫煙状況を反映していないと考えられる。

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公開日: 2022-12-28  

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