| 研究課題/領域番号 |
26870517
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| 研究機関 | 埼玉医科大学 |
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研究代表者 |
川合 美奈 埼玉医科大学, 保健医療学部, 助教 (10515919)
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| 研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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| キーワード | 父親 / 育児支援 / NICU |
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| 研究実績の概要 |
本研究の目的①NICUに勤務する看護師の支援に対するNICU児の父親のニーズ、②NICUスタッフによる父親に対する支援の実態や課題については、インタビュー調査と分析を進行中である。
平成26年度の所属先の倫理審査委員会運営の問題により、倫理審査申請から結果通知までに5ヶ月以上かかり開始が大幅に遅れた。
平成27年度は所属学科運営の人的環境の変化により、教授が不在となり、新しく着任した准教授のサポート等の教育業務の比重が大きく、研究を行う時間が上手く取れなかった。
平成28年度は所属大学を異動したために、教育業務を覚えることが中心となったことや、実習引率が通年に渡ってあることで、上手く体調管理をしながら研究を平行して行うことが難しかった。
平成26年度末に取ったインタビューデータの分析は2次コードの作成中であり、スーパーバイズを受けながら行っている。私自身が感じた支援の提供側であるNICU看護師と受け手の父親の感じ方の不一致は、指導教授からも同様のコメントがあった。
また、同時にインタビューデータを基に質問紙項目の抽出を実施して質問紙を構成中である。平成29年6月までに質問紙を作成し、倫理審査を通す。そして、全国のNICUに質問紙配布を8月には実施し、秋には分析を行い論文作成に取り組む予定である。質問紙調査では、施設規模や育児支援への取り組み、さらにNICU看護師の一方的な育児支援や満足感ではなく、父親のニーズに対して意識を向けているかや父親への支援効果について意識をしているかも確認したい。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
所属先の移動により、教育業務にかける時間の確保が優先となった。その中でも分析をしていたが、スーパーバイズを受けている教授の業務も多忙で、指導を受けられる日程の調整が困難であった。現在は、二次コードの確認をしていただいている。
同時に質問紙項目の抽出を実施して質問紙を構成中である。
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| 今後の研究の推進方策 |
3月末に指導教授との打ち合わせを行った。
現在分析中であるNICUの看護師と父親からのインタビューデータから質問紙を6月までに作成し、倫理審査を通す。
全国のNICUに質問紙配布を8月には実施し、秋には分析を行い論文作成に取り組む。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
計画の進行が全体的に大きく遅れており、費用が多くかかると見積もっていた質問紙調査の印刷、郵送費や封入作業、回収データの入力業務にかかる人件費、スーパーバイズを受けるための交通費などを使用していないために、未使用分が多い。
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| 次年度使用額の使用計画 |
平成29年度の具体的な計画を指導教授と相談できたので、倫理審査、調査、分析、論文作成を進めていく。
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