研究課題
若手研究(B)
本研究では近年認知症の早期診断などにおいて重要性が増している脳体積解析を正確に行うため、MRI画像の幾何的な歪みと信号むらを補正するためのファントム(基準模型)を開発した。また、開発した手法を広く脳研究のコミュニティに供するため、ファントム画像を自動的に解析するプログラムを併せて開発し、現在世界的に利用可能な複数の磁場強度のMR装置で補正効果を実証した。今後認知症診断における有効性を検証していく予定である。
医用画像解析