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2017 年度 研究成果報告書

コレステロール合成経路抑制による脂肪肝発症の新規機構の解明と治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26870533
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 消化器内科学
代謝学
研究機関自治医科大学

研究代表者

永島 秀一  自治医科大学, 医学部, 講師 (30406136)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
キーワードHMG-CoA還元酵素 / インスリン抵抗性 / 糖尿病 / マクロファージ / スタチン
研究成果の概要

スタチンはコレステロール合成経路の律速酵素であるHMG-CoA還元酵素を阻害し、血中コレステロール低下作用を有するが、この作用とは独立して動脈硬化巣へのマクロファージの集積を抑制することが知られている。マクロファージ特異的にHMGCRを欠損したマウスを作製し食餌性に肥満させたところ、脂肪組織のマクロファージの集積と炎症プロセスが抑制された。また脂肪組織のインスリンシグナルの賦活化により全身のインスリン抵抗性が改善した。加えて脂肪肝も改善していたが、肝臓のマクロファージの集積や炎症性には変化がなかった。免疫細胞のHMGCRは全身のインスリン感受性と肝脂質代謝に影響を及ぼすことが明らかになった。

自由記述の分野

脂質代謝

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公開日: 2019-03-29  

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