研究課題
若手研究(B)
本研究は、相談援助における相談者の非言語メッセージである態度や表情と援助結果の関連性を検証し、表情のもたらす効果・影響を明らかにすることを目的とした。3つの実験を行い検証した結果、援助者の表情の表出が、相談者の表情と同感情のものであった場合、援助者への印象は高くなることがわかった。さらに、援助者の表情が相談者の表情と同期している場合においては、援助者に対する信頼度や安心感、満足度の評価が高くなり、相談者の気分評定もポジティブな気分が高くなる傾向がみられることが明らかとなった。
社会福祉学・臨床心理学