研究課題/領域番号 |
26870583
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
機能系基礎歯科学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
鈴木 大 昭和大学, 歯学部, 助教 (00585797)
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研究協力者 |
柴田 陽 昭和大学, 歯学部 歯科保存学講座 歯科理工学部門, 講師 (30327936)
山田 篤 昭和大学, 歯学部 口腔生化学講座, 講師 (50407558)
高見 正道 昭和大学, 歯学部 歯科薬理学講座, 教授 (80307058)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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キーワード | 骨芽細胞 / 陽極酸化チタン / 石灰化 / 歯科インプラント / 再生歯学 |
研究成果の概要 |
骨芽細胞を放電陽極酸化処理したチタン板上で培養すると石灰化が亢進される。陽極酸化チタン板上で培養した骨芽細胞は未処理の研磨チタンに比べ、骨石灰化に重要な非コラーゲン性タンパク質の遺伝子発現が上昇することがわかった。また、両チタン板の周囲で培養された骨芽細胞は、それらの遺伝子発現に差は見られなかった。さらに、一度チタン上で培養した骨芽細胞を剥がし、通常の細胞培養プレートに移して培養した結果、陽極酸化チタンで誘導される各遺伝子発現の上昇はキャンセルされることがわかった。以上の結果は、骨芽細胞が陽極酸化チタンに接着し、そのチタン表面性状に対して反応することで直接石灰化が誘導されることを強く示唆する。
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自由記述の分野 |
口腔生化学
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