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2016 年度 実績報告書

病院の365日稼動にかんする研究

研究課題

研究課題/領域番号 26870586
研究機関昭和大学

研究代表者

的場 匡亮  昭和大学, 保健医療学部, 講師 (50608669)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード病院経営 / 機能分化 / アクセス / 診療日
研究実績の概要

本研究は、病院が社会インフラとして365日フル稼働をするための課題を整理すること、およびその場合の効果を推計することを目的としている。最終年度(3年目)の平成28年度は、退院日の曜日による退院先の傾向を第54回日本医療・病院管理学会学術総会(9月、東京)において、開院より土曜日日曜日を平日と同じように運用した病院の成果と課題をAmerican College of Healthcare Executiveの2017 Congress on Healthcare Leadership(3月、シカゴ)において報告した。また、早稲田大学ビジネススクールのヘルスケア研究会(2月、東京)、日本マーケティング学会の医療マーケティング研究会(9月、東京、2月、岡山)において成果の一部を報告し、議論を重ねた。また、日本医療マネジメント学会(4月、福岡)に共同演者として参加した。
2025年に向けた医療提供体制の構築が進む中で都市部の医療需要急増が見込まれる中、急性期病院は在院日数減少による対応が求めれている。土曜日日曜日も平日に近い体制を取れば、入院、退院のイベントがフラットとなり、施設、設備の投資効率、稼働効率の向上が見込まれる。一方で、医師をはじめとしたスタッフのシフト制の構築、それに伴う主治医制の見直し、患者への説明などに課題が認められることが明らかになった。
平日と週末ではWeekend Effect と呼ばれる現象が知られている。土曜日、日曜日の週日化を行う病院においてWeekend Effectが認められるのか、現在データの検証を進めており、これを論文としてまとめジャーナルへの投稿を行う予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017 2016

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] ncorporating Weekends and Holidays into the Workweek for Healthcare Coverage2017

    • 著者名/発表者名
      Masaaki Matoba, Yumi Kamijo
    • 学会等名
      60th Congress on Healthcare Leadership
    • 発表場所
      シカゴ(アメリカ)
    • 年月日
      2017-03-27 – 2017-03-30
    • 国際学会
  • [学会発表] 退院先別の退院曜日に関する考察2016

    • 著者名/発表者名
      的場 匡亮, 上條 由美, 瀧山 敦
    • 学会等名
      第54回日本医療・病院管理学会学術総会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2016-09-17 – 2016-09-18

URL: 

公開日: 2018-01-16  

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