• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 研究成果報告書

異種移植における超急性拒絶反応を抑制する遺伝子ダブルノックアウトブタの開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26870630
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 外科学一般
統合動物科学
研究機関明治大学

研究代表者

松成 ひとみ  明治大学, 研究・知財戦略機構, 特任講師 (70639517)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード異種移植 / ブタ / ゲノム編集 / 体細胞核移植
研究成果の概要

絶対的なドナー臓器不足を解決する一つとして,ブタ臓器を用いる異種移植が提唱されている。異種移植では,免疫拒絶の克服が必須である。最初に起こる超急性拒絶の引き金としてαGal抗原があるが,我々はこの抗原を持たないGalTノックアウト(KO)ブタを作出している。本研究では,GalT-KOブタを基盤に,超急性拒絶の別要因とされるH-D抗原を除去したCMAH遺伝子KOブタの作出を目的とした。ゲノム編集技術を用いてCMAH遺伝子をKOした細胞の体細胞核移植を行い,クローン産仔を作出した。主要組織において抗原糖鎖の消失が確認できた。本研究により国内初のGalT/CMAH両遺伝子KOブタの作出に成功した。

自由記述の分野

発生工学

URL: 

公開日: 2017-05-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi