2018年度はこれまでの研究の成果のまとめとして成果の論文化、学会および論文の発表を重点的に行った。 2018年9月にニュージーランドで開催された国際スポーツバイオメカニクス学会にて、「Quantitative assessment of mechanical ankle laxity and relationship with talocrural and subtalar joint range of motion in stance phase of walking」という演題で2014~2015年に実施した研究の基礎データの発表を行った。 論文発表では、下肢に外傷・障害の既往が無い者を対象に行った実験データから、距腿関節および距骨下関節キネマティクスの性差について比較検討し、Human movement Scienceに論文投稿して受理された(論文題目:Sex Differences in Three-dimensional Talocrural and Subtalar Joint Kinematics during Stance Phase in Healthy Young Adults.)。また、足関節不安定症を有する者を対象とした実験データは健常者との比較検討を行い、Journal of Biomechanicsに論文投稿して現在査読中である(In-vivo talocrural and subtalar kinematics during walking stance phase in individuals with repetitive ankle sprains.)。
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