研究課題
若手研究(B)
本研究課題では、行為経験に基づいた概念とその操作を行うメカニズムの構成論的理解を目的として、言語と行為の対応付け学習を行う再帰結合型神経回路モデルを実ロボットに具現化した。ロボットの物体操作課題による実験を行い、神経回路モデルの内部状態を解析したところ、言語と行為を結びつける表現が自己組織化されたことを確認した。この成果は工学的応用だけではなく、認知科学などの学術的な研究への展開も期待できる。
認知ロボティクス