研究課題/領域番号 |
26870664
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
佐藤 克春 神奈川大学, 人間科学部, 非常勤講師 (40636883)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 除染 / 放射性物質対処特措法 / リスクコミュニケーション |
研究実績の概要 |
2016年度は、福島第1原発周辺の自治体の現地調査・ヒアリング調査に費やした。6月には避難指示解除をひかえた南相馬市で、除染の水準・費用負担についてヒアリングし、現地見学をした。また、9月には避難指示の一部解除をひかえた飯舘村・川俣町の現地調査、そして川内村の現地調査を行い、除染担当課へのヒアリング、現地見学を行った。成果物は2017年度以降に出す予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
福島第1原発事故による放射性物質の汚染はいまだに続いており、除染も依然として終了しておらず、研究としてまとめきれないため。
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今後の研究の推進方策 |
福島第1原発周辺の自治体は、避難指示解除をひかえ現在除染を行っている。調査対象の自治体を順次増やし、現地調査・ヒアリング等を行う。
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次年度使用額が生じた理由 |
福島第1原発事故の影響による除染は、いまだに終了しておらず、少なくない自治体では除染をいまだに行っているため。
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次年度使用額の使用計画 |
福島県内の自治体への現地調査・ヒアリング調査の旅費への支出が主である。また、夏にはリスクコミュニケーション研究としてアメリカ調査を行う予定である。
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