本研究の目的は,看護職を対象とした承認(ほめる)力量の形成を促進する教育モデルの開発である.健康課題を持つ対象者の支援において,承認や賞賛のコミュニケーションを適切に用いることは,療養意欲を高め行動変容への動機付けを支援する上で必要とされる力量である.自己効力感(Bandura,A)の情報源のひとつである「言語的説得」や変化のステージモデル(Prochaska)おける強化マネジメントの実践に必要なスキルである.本研究ではこのスキル向上に焦点を当て看護職向けの教育(研修)モデルを作成した.プログラムテキストと3種類の教材を作成した.
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