研究成果の概要 |
本研究では320列ADCTを用いて口腔機能評価時のCT撮影条件の検討をおこなった。AIDR 3D(Adaptive Iterative Dose Reduction 3D)を用いた低線量撮影条件を検討したところ管電圧120kV,管電流40mA,3.3秒間の撮影で実効線量1.08mSvであった.また口腔機能評価を目的とし口腔内二重造影を用い画質向上をはかることで可能となった長時間低線量撮影である管電圧120kV,管電流10mA,9.9秒間のCT撮影の検討では実効線量1.5mSvであった.本研究で得られた結果は、320列ADCTを用いた口腔機能評価法の基盤情報となるだろう。
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