研究課題
若手研究(B)
月経周期に応じた水分補給方法を提案するための基礎的知見を得ることを目的とし,月経周期が体液調節および生理応答に及ぼす影響を検討した。黄体期の登山活動では,アルドステロン分泌増加による血漿量増大に加え,深部体温の上昇により心拍数の増加など循環器系への負荷が増大する可能性が示唆された。以上の結果から,黄体期に登山を行う際は,身体を冷却するための水分補給方法なども併せて検討していく必要性が考えられた。
運動生理学 健康教育学