本研究では、栄養士・看護師・保育士など、「女性が多く、複数の学校種で養成されている国家資格専門職」に注目した。これら専門職の男性は、実数では少数派であるが増加率では女性を上回っており、進路・キャリア形成の在り方や課題を分析するため、愛媛県内を中心に質問紙調査およびそれを補うインタビュー調査を実施した。助成研究期間中に行った学会報告では、専門性の認識の性別・職種での違いなどを分析した。調査実施が遅れたため、助成研究期間終了後である今年度に論稿の修正採択、学会報告、大学ホームページでの公表、関係部署へのパンフレット送付などを予定している。
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