研究課題
1. 睡眠尺度(3DSS)を用いた、労働者における睡眠と希死念慮について3DSSを用いて睡眠の評価を行い精神的健康度の比較を行った調査結果において、睡眠の位相・質・量のうちいずれか1つでも不良であると希死念慮に対する有意なオッズ比の増加がみられており、さらに不良な項目が多い程オッズ比が高くなるというった結果が得られた。本研究結果については、英文原著にて執筆し、既に受理されている。2. 3DSSを用いた、労働者における睡眠と抑うつの関連性をみたコホート研究抑うつについて前向きに行った調査結果では、位相・質・量すべてが良好であるグループでは1年後に抑うつの改善がみられ、逆にすべてが不良であるグループでは1年後に抑うつの悪化がみられていた。本研究結果については、平成29年度の日本睡眠学会およびWorld Sleep 2017にて報告を予定している。
すべて 2016
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (3件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)
Sleep Biol. Rhythms
巻: 14 ページ: 369-376
10.1007/s41105-016-0067-5