研究課題/領域番号 |
26870801
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研究機関 | 三重短期大学 |
研究代表者 |
阿部 稚里 三重短期大学, その他部局等, 准教授 (10351214)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 食育 / 食事バランスガイド / 簡易型食事歴法質問票 |
研究実績の概要 |
本研究の目的は、食事バランスガイドや簡易型食事歴法質問票(BDHQ)を用いた食教育を行う際、性別、年代、その他の属性や理解度によって重点的に行うべき情報提供や説明項目を明らかにすることである。研究1年目の本年度は、計画通り、BDHQの研修を受けることができた。一方、研究者本人の妊娠・出産に伴う産休・育休を約10か月間取得したため、食事バランスガイドやBDHQによる食事調査を行うことはできなかった。産休・育休に伴う研究期間延長を申請したため、研究2年目に本年度にできなかった研究を遂行し、その後、1年ずつずらして研究を遂行する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
本年度は、予定通り簡易型食事歴法質問票(BDHQ)の研修を受けることができたが、その後計画していた食事調査は行えなかった。理由は、研究者本人の妊娠・出産に伴う産休・育休休暇を約10か月間取得し、研究実施期間が2か月間しかなかったためである。 ただし、育休取得に伴う補助事業期間の延長を申請しており、平成26年度にできなかった研究は平成27年度以降に実施できる予定である。
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今後の研究の推進方策 |
研究を再開し、研究2年目は、成人前期を対象に、食事バランスガイドを用いた食事評価と簡易型自記式食事歴法質問票(BDHQ)を用いた食人・栄養素摂取量の把握から、対象者の食生活の実態と間違えやすい料理区分を明らかにする。研究3年目以降は、成人前期および壮年期を対象として同様の研究を行う予定である。以上の結果から、性別、年代、食事バランスガイドの理解度などの属性と上記の項目の関連を考察する。
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次年度使用額が生じた理由 |
本年度は、研究者本人の産休・育休取得によって研究を約10か月間休止したため、繰り越しの助成金が生じた。
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次年度使用額の使用計画 |
次年度は、この繰り越しの助成金によって研究を遂行する予定である。具体的には、簡易型自記式食事歴法質問票(BDHQ)による食事調査を行うため、BDHQシステム一式の費用に使用する。また、結果の入力に係る人件費、結果の印刷に使用するコピー用紙、封筒等の消耗品費、郵送費に使用する。
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