研究課題
若手研究(B)
癌治療に資する無機ナノ粒子の実現に向け、新規ナノ粒子合成法を確立した。この手法により、多様な特性の無機ナノ粒子を合成することが可能となった。次いで、同様の手法により作製した発光粒子を用いて、細胞-粒子間相互作用に関する検討を行った。その結果、従来の薬剤送達やバイオイメージングに一石を投じる「徐放による間接的送達」という新たな概念を創出した。加えて、上記発光粒子の気中および液中における特異的な発光挙動を見出すなど、今後のバイオ応用を加速する材料開発指針を得ることに成功した。
ナノ材料科学、ナノバイオ、ナノメカニカルセンサ