研究課題
若手研究(B)
タンパク質中の複数のチロシン部位へのハロゲン原子導入を基盤とする新規タンパク質安定化法の開発に成功した。この安定化タンパク質の生産には部位特異的多数箇所へのハロゲン化チロシン導入が必須であり、申請者らの独自技術である大腸菌遺伝暗号改変株によって実現された。また、X線結晶構造解析及び量子化学的計算を通じてハロゲン原子が構造安定化にをもたらす原理についても明らかにし、この原理に基づく安定化が広く応用可能であることも既存構造の解析から示唆された。
分子生物学 生化学 タンパク質科学