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2015 年度 研究成果報告書

大細胞神経内分泌肺癌の標的遺伝子解析による新しい治療法の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 26870876
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 腫瘍生物学
腫瘍治療学
研究機関国立研究開発法人国立がん研究センター

研究代表者

梅村 茂樹  国立研究開発法人国立がん研究センター, 東病院呼吸器内科, 医員 (80623967)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード分子標的薬 / 癌遺伝子 / 大細胞神経内分泌癌
研究成果の概要

分子生物学的な特徴がほとんど知られていない大細胞神経内分泌肺癌(LCNEC)78例を対象として、切除例(65例)と進行例(13例)の両者で標的遺伝子解析を行い、LCNEC遺伝子変化の全体像を把握した。小細胞肺癌(SCLC)と同様、がん抑制遺伝子TP53、RB1に高頻度に遺伝子変異を認めた。一方PI3K/AKT/mTOR経路の遺伝子異常は13例(17%)に認められ、またEGFR、ERBB2遺伝子に、それぞれ1例(1%)、1例(1%)の既知の活性型変異を認め、いずれも治療標的の候補と考えられた。LCNECとSCLCの遺伝子プロファイルは似通っており、本研究で有望な治療標的候補を同定できた。

自由記述の分野

呼吸器内科学

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公開日: 2017-05-10  

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