2015 年度研究成果報告書

機能的黄体退縮を制御する新たな分子機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号	26870887
研究種目	若手研究(B)
配分区分	基金
研究分野	産婦人科学医化学一般
研究機関	国立研究開発法人国立成育医療研究センター
研究代表者	宮戸真美国立研究開発法人国立成育医療研究センター, その他部局等, 研究員 (00386252)
研究期間 (年度)	2014-04-01 – 2016-03-31
キーワード	卵巣ステロイド / MAMLD1 / Mamld1 / 機能的黄体退縮
研究成果の概要	MAMLD1（Mastermind-like domain containing 1）は胎生期の雄性性腺における新たなステロイドホルモン産生制御因子である。本研究から、MAMLD1は雌性性腺で機能していることが初めて見出された。妊娠後期のマウス卵巣において、MAMLD1は20alpha-Hsdの遺伝子発現調節を介して、プロゲステロン代謝に関与することが明らかになった。妊娠マウスでは、MAMLD1は機能的黄体退縮の調節因子として機能していると推測される。
自由記述の分野	分子生物学