研究課題
若手研究(B)
本研究では雌性生殖腺分化に関わる候補遺伝子として18遺伝子を対象に、細胞ベースの強制発現系を用いた評価により、18遺伝子間の発現制御関係を明らかにした。さらに、既存の約800遺伝子の発現ベクターセットを用いて同様の評価を行い、新規卵巣分化候補遺伝子を多数抽出した。さらにCRISPR/Cas9システムを用いてその中の6遺伝子についてノックアウトマウスの作出に成功したが、いずれも顕著な生殖腺形成異常は認められなかった。
性分化