研究課題
若手研究(B)
本研究では、地理情報システム(GIS)を用いて、救急医療の需給バランスを定量化、視覚化する手法を開発し、救命救急センターの設置効果を検証した。本研究が提案する需給バランス指標は(1)カバー割合:覚知から45分以内に救命救急センターにアクセス可能な地域内で発生する患者の割合、(2)各救命救急センターから患者1人あたりに配分される医療供給量である。本研究により、救急搬送データならびに地理データの活用が推進されると共に、救急医療資源適正配置の意思決定支援に有用と考えられた。
地域医療