本研究課題は、持続可能な発展を達成する上で重要な環境保全技術開発において、その開発要因と企業の生産性に与える影響に着目して検討したものであり、環境経済学、環境経営論、環境工学を融合させることを目指した独創的な研究である。本助成事業では、環境技術の開発戦略分析を中心に研究を実施し、研究成果として査読付き国際論文12編、査読付き国内論文1編、学会発表2件、書籍の分担執筆3件を達成した。これら研究成果は、各国の政策決定者が参考とする著名な国際論文誌に掲載されていることから、今後の環境技術開発を促進させる政策立案に貢献するものと考える。
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