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2015 年度 研究成果報告書

フェノール性ハロゲン化合物およびメトキシ体の泌乳期マウス動態と乳児暴露評価

研究課題

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研究課題/領域番号 26881008
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 放射線・化学物質影響科学
研究機関第一薬科大学

研究代表者

藤井 由希子  第一薬科大学, 薬学部, 助教 (80733542)

連携研究者 原口 浩一  第一薬科大学, 薬学部, 教授 (00258500)
研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
キーワード母乳分泌 / 衛生学 / マウス / 体内動態 / 環境保健 / トキシコロジー
研究成果の概要

抗菌・消毒薬として使用されているフェノール性ハロゲン物質のOH-TCSを泌乳期マウスに投与すると、肝臓で水酸化が起こり、ジヒドロキシ体(OH-OH-TCS)として血中で検出された。また、OH-TCSのメトキシ体であるM-TCSを投与すると脱メチル化体(OH-TCS)、水酸化体(OH-M-TCS) およびOH-OH-TCS が血中にて検出された。M-TCSを投与するとは血中・肝臓ではOH-TCSが多く検出され、一方、脂肪・ 乳腺では未変化体のM-TCSが多くみられた。投与されたM-TCSは母乳にも検出され、さらに仔の血中でも検出されたことにより、母乳を通じた仔への移行が明らかになった。

自由記述の分野

衛生学・環境保健

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公開日: 2017-05-10   更新日: 2018-02-02  

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