研究課題
研究活動スタート支援
本研究では、赤外線レーザーを用いた動作解析システムにより動き始めを測定し、転倒リスクおよび糖尿病と姿勢調節能力との関連性を検討した。その結果、転倒群では認知的負荷を伴う課題において動き始めの反応時間が遅延しており、糖尿病を有する場合にその差が顕著であった。高齢糖尿病患者の転倒リスクは、動作場面において認知機能が要求された際に検出されやすく、動き始めに着目した評価が有効となる可能性が示された。
応用健康科学