小型実験動物の頭部に埋植可能な小型脳機能計測・刺激双方向光デバイスを開発し、行動実験中の脳活動計測とオプトジェネティクス技術による脳活動光制御を目指した研究を行い、以下の成果を得た。(1)成体マウスの体重の1/100である重量0.2 gの小型デバイスを開発した。(2)デバイスに搭載された脳機能計測機能を使用し大脳皮質一次体性感覚野における脳活動計測に成功した。(3)デバイスに搭載された多点光刺激機能を使用しチャネルロドプシン2を発現した遺伝子組み換えマウスにおいて光刺激による神経活動の制御に成功した。
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