研究課題
研究活動スタート支援
この研究では、理論考察とインドでの現地調査を組み合わせた2年間の活動を行った。その結果(ア)これまで主流であったグローバル倫理には西洋中心性のバイアスがあること、(イ)それを乗り越えうる枠組みとして、文化・価値が異なる複数の担い手による「正義のバランス」が有効であることが解明された。研究の成果は2014年から16年度にかけて著書(共著)2点、論文(単著)1点、同(共著)1点で公表されており、この報告執筆の時点で、さらに著書(共著)2点が公表の予定である。なお、これら全部のうち5点は英語による。
倫理学 国際関係論