研究課題
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本研究(課題名:ツォンカパを中心とするチベットの仏教と美文詩に関する総合的研究)は、チベット仏教ゲルク派の創始者ツォンカパ・ロサンタクパ(1357-1419)の中観思想の特色と、それが後代に与えた影響を、思想史的観点から考察すると共に、卓越した詩人としても知られるツォンカパの詩作品を中心として、14世紀から15世紀頃のチベット古典文学の形成と発展を分析することにより、当時のチベットにおける仏教思想と文学世界の融合がいかにして成立したかを明らかにするものである。
仏教学