研究課題
研究活動スタート支援
本研究は、戦後日本の社会通信教育の変容過程と機能について、教育者と学習者間の〈へだたり〉に注目することで、文字のコミュニケーションによる学びのあり方を検討することを目的とする。研究の結果、①社会通信教育におけるコミュニケーションは意味生成の過程であること、②〈へだたり〉を学びの障壁として捉える分析枠組みは妥当ではないこと、③〈へだたり〉は教育者の不在ゆえの遍在をもたらすこと、④〈へだたり〉は想像力を介した学びの動態を可視化すること、の4点が明らかとなった。
社会教育学・生涯学習論