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2015 年度 研究成果報告書

認知と感情の進化:行動と生理指標からせまるボノボとチンパンジーの心の違い

研究課題

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研究課題/領域番号 26885040
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 実験心理学
研究機関京都大学

研究代表者

狩野 文浩  京都大学, 野生動物研究センター, 助教 (70739565)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
キーワード類人猿 / アイ・トラッキング / サーモ・イメージング / エピソード記憶 / 予測的注視 / 感情生理反応 / アイ・コンタクト
研究成果の概要

ボノボとチンパンジーを対象に、最新技術を用いた認知と感情の心理研究を行った。アイ・トラッキング(視線追跡技術)によって、彼らがヒトと同様に一回きりの出来事を記憶して(エピソード記憶)、その後、同じ出来事を正しく予測できることを発見した。また、ボノボとチンパンジーの種間に他個体に対する視線の向け方、とくに目を見つめる時間に、有意な差があることを発見した。また、サーモ・イメージング(熱画像技術)によって、彼らの体表温度が感情の生起によって変化することを発見した。これらの結果から、類人猿の心理機能について理解を深め、また新たな手法を開発することができた。成果は論文、メディア、学会で公表した。

自由記述の分野

比較認知科学

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公開日: 2017-05-10  

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