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2015 年度 実績報告書

民主主義体制の国際的推進に関する理論枠組みの構築とその実証分析

研究課題

研究課題/領域番号 26885041
研究機関大阪大学

研究代表者

湯川 拓  大阪大学, 国際公共政策研究科, 准教授 (80728775)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
キーワード民主化 / 選挙監視 / クーデタ / 援助 / 制裁
研究実績の概要

平成27年度は、前年度に構築したデータセットをもとにして、①選挙監視の民主化への影響についての理論枠組みの構築、②アフリカの選挙監視ならびに民主化をケースとした実証分析、の二点を行った。
①については骨子となるアイディアは既に前年度の段階で得られていたために、本年度はそれを数理モデルとして表現する作業を行った。②のアフリカの選挙監視ならびに民主化については、まず前年度に構築したデータセットの修正・拡張と、それをもとにした記述統計の作成を行った。その後、仮説を実証するための具体的なケースを選定し、各種報道資料等を用いながらそのケースについての分析を行った。
アウトプットとしては、以上の作業を基に、二本のペーパーを執筆する作業を行った。一つはアフリカのケースを前面に出したものであり、もう一つは理論化を前面に出したものである。前者については既に査読付き英文学術雑誌に投稿を済ませ、現在査読中である。後者は執筆作業を継続している。
また、これらと並行してASEAN(東南アジア諸国連合)についての研究と、市民間の交流が集合的アイデンティティひいては国際関係に与える影響について理論的に考察する研究を行い、それぞれ学術書の中の一章として刊行された。

現在までの達成度 (段落)

27年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

27年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2016 2015

すべて 図書 (3件)

  • [図書] グローバリズムと公共政策の責任 第1巻平和の共有と公共政策2016

    • 著者名/発表者名
      湯川拓・星野俊也・大槻恒裕・村上正直・敦賀和外・中内政貴・松野明久・山田康博・和仁健太郎・竹内俊隆・中嶋啓雄・木戸衛一
    • 総ページ数
      258 (2-23)
    • 出版者
      大阪大学出版会
  • [図書] FTA・TPPの政治学2016

    • 著者名/発表者名
      湯川拓・大矢根聡・大西裕・西山隆行・三宅康之・岡本次郎・冨田晃正・井上正也・木宮正史
    • 総ページ数
      280 (180-203)
    • 出版者
      有斐閣
  • [図書] ASEANを知るための50章2015

    • 著者名/発表者名
      湯川拓・黒柳米司・金子芳樹・吉野文雄
    • 総ページ数
      322 (90-94)
    • 出版者
      明石書店

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公開日: 2017-01-06  

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