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2015 年度 研究成果報告書

脱北女性の「脱北過程経験」と韓国社会への適応に関する社会学的考察

研究課題

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研究課題/領域番号 26885069
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 社会学
研究機関同志社大学 (2015)
島根県立大学 (2014)

研究代表者

尹 珍喜  同志社大学, 社会学部, 准教授 (60732253)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
キーワード女性脱北者 / 脱北過程経験 / 韓国社会への適応
研究成果の概要

本研究は、北朝鮮を離れて韓国に定着した脱北女性の脱北過程の特徴を明らかにすることを目的に、韓国に在住する20代~40代の脱北女性のライフヒストリー調査を実施した。
その結果、近年、脱北女性の脱北動機は、より安定的な生活や自由を求めたり、子供の将来への期待といった動機の多様化が窺えた。また、中国への一時的な出稼ぎを目的とする従来の脱北形態から、最初から韓国行きを目的とする脱北の目的地への変化が見られた。その背景には、北朝鮮内における韓国社会への認識の変化とともに、すでに韓国に定着した脱北者からの情報及び経済的なサポートが存在する。

自由記述の分野

家族社会学

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公開日: 2017-05-10  

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