研究課題/領域番号 |
26885085
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研究機関 | 東洋大学 |
研究代表者 |
長島 直樹 東洋大学, 経営学部, 准教授 (10732779)
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研究期間 (年度) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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キーワード | インド / 消費者 / 外食チェーン / 顧客満足 / ロイヤルティ |
研究実績の概要 |
インド消費者調査に関し、調査設計及び実査を行った。インド外食チェーン(カジュアルレストラン、コーヒーショップ)の利用者による顧客満足度、ロイヤルティ(再利用意図、愛着、推奨意図)を中心概念とし、部分評価要素の満足度、利用目的、事前期待などを尋ねるウェブ調査を実施した。その結果、デリー、ムンバイ、チェンナイの3都市在住の中間所得者層以上の消費者約700人から有効回答を得た。現在、分析を実行中であり、平成27年5月までに分析を終える予定である。顧客満足度、ロイヤルティを被説明変数とした際、何が最も影響しているのか、利用目的別に明らかにすることを分析の課題としている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
平成26年度は調査設計、実査、個票回収、および分析までを実施目標としていた。実際には、分析が平成27年度にずれ込んでいる。この理由は、当初研究計画が外食チェーンではなく小売業態の調査を実施する予定であったが、調査会社及びその他の状況から、ウェブによる小売業態の調査は困難との結論に至り、調査対象を変更せざるを得なかったことによるものである。2ヶ月ほど遅れが生じているが、この遅れは、平成27年度中に取り戻すべく計画しており、十分に実行可能である。
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今後の研究の推進方策 |
インド消費者に関する分析を実施すると同時に、日本における調査計画、実査を前倒しして行う。9月までに日本における分析も完了し、両国間の比較を行う。その結果を踏まえ、インドの研究者を交えた検討会を実施し、論文としてまとめる。
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