研究課題
2014年度に構築したスタートアップ企業とベンチャーキャピタルのマッチレベルデータへ、2015年度に購入したデータセットを接続した上で、企業iのベンチャーキャピタルjからの投資額の伸び率を被説明変数として、当該変数を(1)ベンチャーキャピタルjの属性変数、(2)当該属性変数と株式市場の状態を示す変数(例:株価)との交差項、(3)当該属性変数とベンチャー企業関連の政策動向を示す変数(例:ベンチャーキャピタルへの補助金額)との交差項、(4)時点ダミー、に加えて、(5)時間を通じて変化する観察できない企業レベルの固体効果へ回帰するパネル推計を行った。分析結果のうち、(2)および(3)の係数に関する推定値を用いることで、外部環境が変化した際に異なる属性を有するベンチャーキャピタルの投資額が相対的にどう変化するかを分析した。当該分析結果については、経済産業研究所ディスカッションペーパーシリーズより「Capital Supply Channel through Venture Capitals: Evidence from Matched Data」RIETI Discussion Paper Series 15-E-141として公表した。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2015
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RIETI Discussion Paper Series
巻: 15-E-141 ページ: 1-31