• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 実績報告書

近現代日本の農業農村基盤整備事業と農家経済

研究課題

研究課題/領域番号 26885090
研究機関立教大学

研究代表者

齋藤 邦明  立教大学, 経済学部, 助教 (70738814)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
キーワード経済史 / 農業史 / 農業農村基盤整備事業 / 土地改良事業 / 農家経済
研究実績の概要

平成26年度の研究計画として、1.事例対象地である新潟・福井・愛知の農業農村基盤整備事業に関する史料調査を実施すること、2.各県の農家経済に関する史料収集とデータベースの構築を行うことを掲げた。
1.史料調査に関しては、新潟・福井・愛知各県の農業農村基盤整備事業に関する史料調査を実施した。調査は国立国会図書館、東京大学、各県立図書館・史料館、土地改良区(亀田郷、西蒲原、豊田)に対して行った。これによって各県の事業に関する基礎的な情報を得ることができた。
2.農家経済に関する史料収集とデータベースの構築に関しては、国立国会図書館、東京大学、各県立図書館、北陸農政局で調査を実施し、「農家経済調査」・「農業経営調査」などの農家経済に関する史料を収集した。北陸農政局では戦後直後の農家経済に関する貴重なデータを入手することができた。各県立図書館および東京大学では戦前の農会による「農家経済調査」・「農業経営調査」、戦後の農林省による「農家経済調査」などの史料を収集することができた。そして戦前の「農家経済調査」と戦後の農林省による「農家経済調査」のデータベース化を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

平成26年度に掲げた研究計画が予定通り実行されている。

今後の研究の推進方策

平成27年度は、農家経済に関するデータベースの構築とその分析を進めることが課題である。分析結果は学会における研究発表および論文投稿することで公表していく。

URL: 

公開日: 2016-06-01  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi