本研究の目的は,日本企業におけるダイバーシティ・フォールトライン(以下,DF)とパフォーマンスの関係を定量的に明らかにすることである。本年度は前年度の既存研究のレビューと導出した分析モデルから質問紙調査を設計し,日本企業を対象としたダイバーシティ・フォールトラインに関する質問紙調査を実施した。今回の調査で得た貴重なデータは昨年12月に実施したこともあり,現在は実証的な仮説検証についての分析は未だ継続中な箇所もあり,これからの成果は人的資源管理論における専門学術誌へ論文の投稿,および学会報告などのアウトプットやアウトリーチを予定している。
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