研究課題
研究活動スタート支援
優れた強度と10%以上の引張伸びを有する高強度・高延性バルクナノ結晶Fe-Ni合金の延性メカニズムを明らかにするべく研究を行った。高強度・高延性バルクナノ結晶Fe-Ni合金に対してmicro-XRDを用いて、破断部付近の組織変化について解析を行った。破断部に近づくにつれ(111)面の配向度が減少し、(200)面の配向度が増加する傾向が確認された。一方で、(111)ピーク、(200)ピークの半値幅においては、明確な変化は確認されなかった。
ナノ材料工学