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2015 年度 研究成果報告書

多孔質物質を用いたオレフィンメタセシス反応の触媒活性種の解明と新規触媒系の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26888005
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 有機化学
研究機関東京大学

研究代表者

中村 優希  東京大学, 総合文化研究科, 特任助教 (70732676)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
キーワード不均一触媒 / 多孔質物質 / 触媒活性種 / オレフィンメタセシス / 新規触媒系
研究成果の概要

本研究では,固体NMRを用いて,レニウム触媒による不均一系メタセシス反応の活性種の解明を行った.はじめに,種々の金属塩化物によって修飾されたγ-アルミナを用いてメチルトリオキソレニウム(MTO)触媒を調製し,1-オクテンのメタセシス反応で触媒の活性を評価した.その結果,MTOの活性化において最も効果が高いLewis酸はZnCl2であることを見出した.さらに,Lewis酸修飾によるメタセシス反応の活性種への影響について詳細に追求するべく,13C標識MTOを合成した.種々の担体に担持して13C CP-MAS NMRの測定を行ったところ,固体触媒上に存在するレニウム種の種々の化学構造を明らかにした.

自由記述の分野

有機化学

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公開日: 2017-05-10  

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