研究課題
研究活動スタート支援
窒化・炭化物系層状化合物,MAX相化合物や酸化物系層状化合物は,無機イオン交換体として有望な物質群である。本研究では,これらの材料のイオン交換特性を調べた。はじめにMXene系吸着材のイオン交換特性を調べた。いずれもイオン交換容量は,0.1-0.3 mmol/gであった。また,特定の金属イオンに対して選択性を示さなかった。一方,チタン酸塩系イオン交換体KTiNbO5・H2TiO3は特定のイオンに対して高い選択性を示すことが分かった。
材料科学・コロイド界面科学