研究課題
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本研究では、塗布法によりCuI薄膜をCNT薄膜の上に作製した。これに数100マイクロ秒のパルス幅の光を照射することにより、CuIのナノ粒子を薄膜内で移動させ、CNT複合膜を開発した。CNT複合膜は光透過率85%でシート抵抗60Ω/□を達成し、導電率の優れた耐久性も示した。ITOに代わり、CNT複合膜を透明導電膜を用いた有機薄膜太陽電池を作製し、光電変換効率が約3%になり、ITO上で同様に作製された素子に匹敵する性能が得られた。
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