• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2015 年度 研究成果報告書

人工細胞膜を用いた形質転換幹細胞の選択的排除と再生医療への応用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26889060
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 生物機能・バイオプロセス
研究機関崇城大学

研究代表者

古水 雄志  崇城大学, 生物生命学部, 助教 (80735829)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
キーワード形質転換細胞 / 人工細胞膜 / 肝芽細胞 / 肝幹細胞 / 再生医療 / がん化 / ナノ医療 / リポソーム
研究成果の概要

我々は、人工細胞膜(HL)を用い、形質転換幹細胞の除去効果について検討したところ、以下のような興味深い知見が得られた。(1)肝芽細胞への分化誘導について、胎児肝細胞に1mM 酪酸ナトリウム(SB)を加え8日間培養したところ、約40%の肝芽細胞誘導率が得られた。(2)肝芽細胞への誘導の間に、形質転換細胞の有無を評価するため、コロニー形成数を測定したところ、未分化の胎児肝細胞と比べ、分化誘導後の肝芽細胞のコロニー数が有意に増加した。そこで、分化誘導の際に、HLを加え培養したところ、コロニー数の有意な減少効果が得られた。これらの結果は、HLが形質転換肝幹細胞を除去する効果があることを示唆する。

自由記述の分野

化学工学

URL: 

公開日: 2017-05-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi