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2015 年度 研究成果報告書

快情動による摂食誘導機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26890011
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 神経生理学・神経科学一般
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

田中 大介  東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (90456921)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
キーワード情動 / 感情 / 味覚 / c-fos / 終脳 / 神経活動
研究成果の概要

水溶液の摂取により誘導される情動の種類は、「味覚反応テスト」によりに測定可能である。味覚反応が表出している際に活動した神経細胞を同定するために、味覚反応テスト後に固定した脳内でc-fosを発現する細胞を終脳腹側で同定した。結果、快情動を誘導するサッカリン水溶液よりも不快情動誘導するキニーネ水溶液を摂取させた場合に、より多くの神経細胞でc-fosが発現することが明らかになった。キニーネ水溶液では摂取の動機が著しく減少することから、これら細胞の活動は、快情動の抑制や不快情動の発生、摂取の動機の減少、またはそれらの組み合わせに関わっている可能性がある。

自由記述の分野

神経科学

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公開日: 2017-05-10  

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