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2015 年度 研究成果報告書

細胞増殖シグナルの再構成による癌細胞のMEK阻害剤抵抗性の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26890015
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分補助金
研究分野 腫瘍生物学
研究機関京都大学

研究代表者

小松 直貴  京都大学, 生命科学研究科, 助教 (30737440)

研究期間 (年度) 2014-08-29 – 2016-03-31
キーワードシグナル伝達 / 細胞増殖 / 生細胞イメージング
研究成果の概要

Ras-Raf-MEK-ERKシグナル伝達経路は細胞増殖に深く関与し、多くの癌細胞でRasやRafの変異が見出される。MEK阻害剤はRaf変異癌細胞の細胞増殖を効果的に抑制するものの、Ras変異細胞では増殖抑制効果は低い。このMEK阻害剤抵抗性の動作原理を理解するために本研究ではRas下流のシグナル伝達分子の一つ、mTORC1の活性を人為的に制御し、活性化を計測する実験系の構築を行った。また細胞周期の進行を生きた細胞でリアルタイムに計測するための実験系の構築を行った。これらの実験系の併用により今後、細胞増殖やMEK阻害剤抵抗性を制御する原理が解明されることが期待される。

自由記述の分野

細胞生物学

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公開日: 2017-05-10  

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